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2011/08/01

元マイクロソフト IE3.0/4.0チーフアーキテクト中島聡さんへのインタビュー

マイクロソフト本社にて、Windows95/98, IE3.0/4.0チームのSoftware Chief Architectを勤め、人気iPadアプリ「CloudReaders」「neu.Note」の開発者でもある中島聡さん。アメリカではUIEvolutionという会社の創業者でもあります。

エンターモーションは、2007年に実施した増資にて、中島聡さんに出資を頂き技術顧問となって頂きました。中島聡さんには、その後、エンターモーションの技術顧問として、次世代のスマートフォン向けモバイルプラットホーム MobileAppsの製品開発やR&Dの技術的なアドバイスを頂いております。

モバイル先進国日本において、スマートフォンのサービス市場が急速に立ち上がりつつある現在、今後のモバイルコンピューティングの方向性に関して、中島聡さんにインタビューをさせて頂きました。



IE3.0開発秘話

マイクロソフト時代に、なぜ中島聡さんが、Windowsチームから飛び出し、IE3.0開発プロジェクトを立ち上げることになったのか?そして、マイクロソフト社のWindows OS(アプリインストール型プラットホーム) vs NetScape社のブラウザ(ブラウザ型プラットホーム)の戦いは、GoogleやAppleが推し進めるHTML5の大きな潮流となり、コンピューティングの技術トレンドは、ブラウザ中心の世界へ向かいつつあります。





インストール型 vs ブラウザ型?

一方、世界をリードしてきた日本のワイヤレス業界は、AndroidやiPhone登場により、急速にグローバル化、オープン化の流れを受け、歴史が変わる(ケイタイ→スマートフォン)真っ只中にいます。2011年度のスマートフォン出荷台数の予測が2000万台といわれる日本で、NTTドコモは、5月に次世代のiモード(2011年冬立ち上げ予定)を、スマートフォンで展開すると発表しました。本発表は、スマートフォン時代のモバイルコンピューティングのあり方(アプリイントール型なのか?ブラウザ型なのか?)に、一石を投じていると思います。
(NTTドコモ発表記事


中島聡さんが、マイクロソフト時代に経験したWindows OSとブラウザの戦いは、歴史を超え、スマートフォンで、AppStoreやAndroid Market(アプリインストール型プラットホーム) vs 次世代iモード(ブラウザ型プラットホーム)として、繰り返されようとしています。日本は元々、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社の携帯電話事業会社のリーダーシップにより、携帯電話メーカーやコンテンツプロバイダー、ソリューション会社を垂直統合したエコシステムが構築されました。ブラウザ型サービス中心のiモード、Ezweb、Yahoo! ケータイは、6465億円(コマースを含むと約1兆円)の市場規模へと成長し(MCFレポート)、現在、全世界のアプリ市場(iphoneのアプリ売上やAndroid Marketの売上等の合計)よりも大きな市場を持っています。

日本は、現在世界で最も先進的なブラウザ型のモバイル市場を持つ唯一の国です。





次世代モバイルサイト構築プラットホーム MobileApps

エンターモーションでは、スマートフォン公式サイトでのブラウザ型サービスを立ち上げる為のプラットホームであるMobileAppsを昨年春に開発を終了し、現在KDDIのau oneきせかえにて、市場シェア50%以上を獲得(記事)し、コンテンツプロバイダーのお客様にご利用いただいております。(ドワンゴ様事例


MobileAppsは、アプリインストール型ではなく、ブラウザ型のサービス(公式サイト等)を立ち上げる為の製品であり、クラウド技術やHTML5,OpenID,Oauth,REST,XMLといったインターネットの最新技術をとりいれ、公開されたインターネット標準仕様で開発されています。

MobileAppsを使えば、サーバの手配や、認証、課金、会員管理といったWebサービスの技術部分を考えずに済むようになり、コンテンツプロバイダーは、本来のコアである企画やコンテンツに集中することができます。iモードが立ち上がった2000年頃の黎明期と違い、スマートフォン時代へ突入し、コンテンツプロバイダーは、自社の強みであるコンテンツや企画力といった部分と、Webサービスの技術­部分を、切り離し分業を行う時代となってきています。

MobileAppsは、Webサービスの技術部分を担当し、コンテンツプロバイダーは、MobileAppsを活用することで、本来の自社の強みであるコンテンツや企画­力で勝負できるようになります。また、コンテンツプロバイダーは、MobileAppsを使うことで開発の負担が軽減され、エンジニアやサーバの­過剰投資のリスクヘッジもできるようになります。





開発者がMobileAppsを使うメリット

MobileAppsは、従来のCMS(コンテンツ管理システム)のようなパッケージ製品ではなく、プラットホームとして設計されいる為、開発者が、MobileAppsを活用して開発を行うことが可能です。

MobileAppsは、TwitterやFacebookのようにAPI(アプリケーションを後で追加する仕組み)開放型のサービスで、MobileAppsが搭載するインターネット標準技術であ­るREST/XMLベースのAPIを、開発者が利用することで、得意な言語、得意な環境で、アプリケーションを開発し、MobileAppsに追加することができます。

サーバ技術を活用してアプリケーションロジックを開発して、MobileAppsに取り込んだり、フロントをHTML5でつくって動きを見せたりとかす­ることが出来ます。開発者が、自由な発想で機能追加ができるという部分が、MobileAppsの最大の特徴です。





MobileAppsを一緒に開発しませんか?エンジニア募集

MobileAppsは、セールスフォースのモバイル版のようなイメージを持っていただくとわかりやすいと思います。あらゆるモバイルサイトやサービスをクラウド上で構築できる世界を目指しております。HTML5やスマートフォンの普及にともない、WebがOSになる時代へと突入しております。弊社では、世界最先端のモバイル大国日本から、サーバ側にモバイルのプラットホームを構築し、開発者の方が、これを使うことでより簡単に、早く、高度なモバイルサイトをつくれるようにしたいと考えております。



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